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悲劇の鉄道 阪和電鉄ってどーよ [乗り物]

南海電車 冷房電車導入75年 熱い集客競争が生んだ

【関西あれこれアニバーサリー】

 今では当たり前となった鉄道の冷房車は、運行開始から75年になる。
日本で初めて走らせたのは、大阪・難波と和歌山をつなぐ南海電鉄だ。

昭和11年、営業運転を始めたが、当時は珍しかった冷房を目当てに、多くの乗客が集まった。
斬新なサービスを開始した背景には、
並行して走る 阪和電鉄(現・JR阪和線) との熱い集客競争があった。
(藤谷茂樹)

産経新聞 5月7日(土)15時8分配信



サンケイ新聞 土曜日夕刊に隔週連載されてる、
コラム 【関西あれこれアニバーサリー】

私、結構好きで楽しみに読んでるんですが、今回気になったのは南海電車よりもむしろ
南海に冷房車を導入させた、 阪和電鉄 のほうでした。



阪和電鉄   聞いたことねえな...
困ったときは ウィキペディア と!

なんか、ここすげぇ!

おーざっぱにいうと

1、1926年、当時の京阪電鉄等の資本参加により設立
2、1929年、阪和天王寺(現、天王寺) - 和泉府中間と鳳 - 阪和浜寺(現、東羽衣)間で部分開業
3、1930年、阪和天王寺 - 阪和東和歌山(現、和歌山)間を全線開業
4、1931年、天王寺 - 東和歌山間をノンストップ48分で走破する「特急」を運転開始
5、1933年、阪和天王寺 - 阪和東和歌山間 45分運転 へスピードアップされ、種別を 「超特急」 に改める
6、1940年、南海鉄道に吸収合併、同社の「山手線」となる
7、1944年、戦時買収により国有化、国有鉄道阪和線 (現JR西日本、阪和線)となる


なにがすげぇって天王寺 - 和歌山 間を 45分 っすよ!
戦前に!

しかも 狭軌 (レール幅1,067mm)で!

45分って今でもそんぐらいかかってんじゃねぇか?
って思ったらwikiにも書いてあったわ!

1972年、新快速で45分タイ記録達成
1986年、特急「くろしお」の最速列車で阪和間41分で やっと 記録更新

どんだけぶっ飛ばしてたんだよ、阪和鉄道!
先行路線の南海電車に対抗するためにハイスピード化を武器にせざるをえない事情があったようですが、
それを可能にした当時の車両ってすげぇ高性能やったんやなぁ....



いろんな事情により消滅、現JR阪和線になったようですが、
もしかして、天王寺駅の阪和線ホームってその名残で あんな不合理な立地 にある訳か?

前から変なホームやレール構成やなぁって思ってたんやが
阪和線ホームって天王寺駅の 北側 に有って
南側 にある環状線、関西線(大和路線)のレールを立体交差して、南(和歌山方面)へ向かっていく...

文章ではわかりずらいでしょうが、
要するにホームの構成をちゃんとしとけば立体交差なんて無駄なもの作らんで済んだやん!
なんですが。

wiki天王寺駅 にもあるわ。
阪和線ホームって阪和電鉄天王寺駅やったのね。


戦前の鉄道事情っておもしれえなぁ

今見たら どう考えても合理性を欠いてるやろ! って路線や駅、構造ってあるんやけど
きっとそれって戦前の鉄道事情の名残なんやろなぁ

いや絶対 阪急梅田駅 の構造っておかしいもん!
JR大阪駅全面改良工事のおかげでだいぶマシになったけど、
阪急からJR、地下鉄への乗換え動線って絶対おかしいもん!

タグ: 阪和
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yuu

らいっちゃん、よくそんなとこ考えるよね。時々、らいっちゃんはどんな方向からみたり考えたりするんかなぁと
不思議。いいよね。多角的思考。
by yuu (2011-05-21 23:31) 

バーバリー アウトレット

今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
by バーバリー アウトレット (2013-08-02 08:40) 

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